夏のサングラスを選ぶときのポイントは!?UV400が良いってホント!?

早いもので、5月も残りわずか。日差しも強くなり、半袖で過ごす人も増えてきました。

こんな時期ですが、お天気の良い日はちょっと散歩でもしたくなりますよね~!

でも、外出まえに気になるのは『紫外線』

紫外線対策として、肌には日焼け止め、目にはサングラスをと考える方が多いのでは。

そこで、今回は紫外線を避ける為のサングラスの選び方についてのポイントをいくつかご紹介。

まずは、紫外線が目に入るとどんな影響があるかの話

目が紫外線をあびると角膜にダメージを与え、痛みや充血などの症状が出ることがあります。

スキーなど自然光に長時間さらされた後に起きるの【雪目】と呼ばれる症状や、

電気溶接や人工太陽灯の紫外線によって起きる【電気性眼炎】という症状で、角膜が傷つく病気になることがあります。

紫外線の発生源が違いますが、症状は同じです。

これらは急性の疾患ですが、紫外線を浴びてすぐではなく数時間後に症状が起きるとされます。

また、慢性の疾患としては、白目が黄色くなったり、盛り上がったりする【瞼裂斑】という症状や

白目の組織が黒目の上を覆うように伸びたりする【翼状片】という症状が出たりします。

紫外線によるダメージが長引き影響が水晶体に及ぶと【白内障】になる可能性が。

目のレンズの役割を果たしている水晶体が白く濁り固くなり視力が低下します。

そうなると、濁りを取り除くことはできないため最終的には水晶体と眼内レンズを交換する手術が必要になったりします。

目の紫外線対策としてどんなサングラスをすれば良い

サングラスについているタグをご覧ください。

・紫外線透過率

・紫外線カット率

という表記があります。

紫外線透過率は1.0%以下

紫外線カット率は99%以上

の物を選ぶと良いです。

また、【UV400】という表示がある場合は、波長400ナノメートルまでの紫外線をカットするという意味で、

地上に届くUVAとUVBという2種類の紫外線の波長が、Aは315~380ナノメートル、Bは280~315ナノメートルなので

【UV400】の表示の物なら、この2種類の紫外線をカットするという意味になります。

ですので、購入する際にはタグの表示をよく見てから購入しましょう。

サングラスの色はどんな色が良い?

色については、紫外線透過率が低いものやカット率の高いものを選んでいただければ、紫外線をカットする性能に違いは出ることはありません。

最近では、無色のレンズでも紫外線を100%カットするレンズもあります。

サングラスの色の濃さは?

濃い色のレンズを掛けると瞳が開きます。暗くなると光をたくさん取り入れようとするためです。

ですから、紫外線をカットしていないサングラスだと大きくなった瞳から大量の紫外線が入ってしまいます。

色の濃いサングラスを選ぶ場合は、表示の紫外線透過率1.0%以下・紫外線カット率99%以上の物を選ぶようにしてください。